08/08/03 12:22:33 0
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首相、福田康夫にとって初の内閣改造・党役員人事が一段落した1日夜、
自民党幹事長に返り咲いた麻生太郎と公明党幹事長の北側一雄は
さっそく都内のホテルで酒を酌み交わした。2人は同時期に政調会長を務めた縁もあり親交が深い。
北側は前任の伊吹文明とソリが合わなかっただけに店を出るなり
「いや~、自公で話ができるっていうのは本当にいいね!」と満面の笑みを浮かべた。
公明党代表の太田昭宏も1日昼、麻生の幹事長受諾を聞き、仏頂面を一変させた。
衆院廊下の赤絨毯(じゆうたん)で記者にブリーフィング(状況説明)を求められると、
お笑いタレント、エド・はるみのまねをして両手の親指を突き出し、
「ブリーフィング! グー! グー! グー!」と巨体をうねらせ、2回転した。
公明首脳2人の機嫌の良さは安(あん)堵(ど)感の裏返しでもあった。
この秋で10年目を迎える自公の連立関係は2週間前から重大な危機を迎えていたからだ。
「もし麻生さんが幹事長を固辞していたら閣外協力という選択肢もあった」
ある公明幹部はこう打ち明ける。
もしそうなれば自民党は激しく動揺し、福田政権は「風前の灯」となったことは間違いない。
そういう意味では改造は成功だったといえる。
公明党の支持母体である創価学会が来年7月に予定される東京都議選を見据え、
「年内解散ありき」と舵(かじ)を切ったのは7月初め。
同じころから公明党幹部が相次いで内閣改造に難色を示し始めた。
改造すれば福田首相で次期衆院選を戦い、野党に転落する確率が増すからだ。
「自民党は危機感が足りない」との声もにわかに強まった。
この複数のベクトルは「年内に首相交代」を指していたことは明らかだった。
>>2辺りへ続く