08/08/02 14:36:30 ta3Zo7Pq0
>>149 続き
私どもがバイオトイレを設置するために許可をいただくにも、3ヶ月半かかりました。
出して許可をもらった機関が17ヶ所です。
1ヶ所でも順番が逆になると、次のところの許可がもらえません。
常に「ここをもらって次」じゃないと次に持っていけません。
私も直接、市庁や所に電話しまして、異例のスピードで許可をとったわけです。
17ヶ所に出した書類の控えを持っておりますが、その厚さは約1メーター50です。
日本という国は役所はいらない、と言いたくなります。
実は3年間、このバイオトイレをやるにつきまして、4,200万円お金がかかりました。
ですが一銭も税金は入っておりません。
しかし某県では5年間で3億円のお金を使って調査をし続けておりました。
私どもは調査も何もしておりません。
思いつきだったかも知れませんが、杉チップのバイオトイレに出会い、「これだ」と思ってやってみよう、となったんです。
駄目ならやめよう、直すべきところがあったら修正しようと思って、大阪の東陽鋼業さんが開発した杉チップを使ったバイオトイレをとりあえず五合目に持っていきました。
約1千万円するんですが、寄付していただきました。
さらにもう一基寄付していただきました。これは570万くらいします。
さらにそれ以外のトイレは、影山木材さんという材木屋さんが総檜作りで作って下さいました。
それ以外にも40社以上の企業が参加し、技術陣の総力を挙げてこれに応援してくれたわけです。
募金も集め、助成金もいただきました。企業からの協賛金もいただきました。
チップもいただき、約2,600人が、北海道は根室の方から沖縄は沖永良部島の方も来て下さいました。
杉チップをかついだり、水を持ってきて、私どもの大胆な活動を応援していただいたわけです。