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「死に神」コラムで朝日が謝罪 掲載から1カ月余で問題終結
朝日新聞が夕刊1面コラム「素粒子」で法相として計13人の死刑執行を指揮した鳩山邦夫氏を
「死に神」と表記した問題で、朝日新聞社は1日、質問を受けていた「全国犯罪被害者の会」
(あすの会)に、「適切さを欠いた表現だった」などと文書で回答した。
あすの会は「謝罪と受け止めている」としており、コラム掲載から1カ月余りを経て、
問題は終結することになった。
あすの会はこれまで、6月25日のほか、計3回質問問状を送り、死に神の意味を問いただして
きた。朝日は3度目の回答で「(鳩山氏の)執行命令を批判するつもりはなく、13人の死刑が
多いと言っているのではありません」とコラムの趣旨を説明。その上で「犯罪被害者遺族をはじめ
多くの方々からのご批判を踏まえたとき、適切さを欠いた表現だったと言わざるを得ない」と
謝罪した。
今回の回答に対し、あすの会代表幹事の岡村勲弁護士は「しっかりとした回答をして
いただいた。今回で決着としたい」と述べた。
MSN産経ニュース(2008.8.1 18:28)
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