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◆薬物常習者データ、イラン人組織が「客付き携帯」で密売
警視庁が摘発した二つのイラン人薬物密売グループの拠点から、薬物常習者約
3000人分の連絡先を登録した「客付きケータイ」と呼ばれる携帯電話約30台が
押収されていたことがわかった。連絡先の多くは、4年前に壊滅した首都圏最大の
イラン人密売組織が集めたデータで、二つのグループのメンバーたちは「この組織
から入手した」などと供述しているという。
常習者の連絡先は、密売人の間で1人分数十万円で売買されるほど貴重な情報で、
同庁は、顧客の情報を新たな組織に引き継ぐ裏社会のネットワークが存在するとみて
調べている。
同庁幹部によると、今年5月、覚せい剤取締法違反容疑などで逮捕したナバンド・
モジタバ被告(22)らイラン人5人が拠点にしていた茨城県つくば市のアパートから、
レンタル携帯電話約60台を押収した。このうち25台に薬物常習者約2500人分
の連絡先の電話番号が登録されており、同庁がグループの1人を追及したところ
「密売組織に金を払って手に入れた」と供述したという。
ジャバディは2004年10月、「恐怖の帝王」と呼ばれたリーダーのマフムード・キャド
ホダイ受刑者(44)が大麻取締法違反容疑で逮捕されると解体に追い込まれた。
しかし、摘発を免れたメンバーの一部が客付きケータイを使って密売を続けていた
とみられ、モジタバ被告は今年1月、このメンバーから客付きケータイと末端の
密売人を引き継ぎ、東京・池袋などで覚せい剤や大麻などの密売をするように
なったという。
薬物常習者は薬物の購入のため月数十万円を使うとされ、その連絡先は密売人
たちにとって最も重要な情報。今回、押収された約30台の客付きケータイの中には
7年前に契約された携帯電話も見つかっていた。同庁は、常習者や末端の密売人が
逮捕された時に備え、連絡先のデータを新しい携帯電話に移し替えて管理していた
とみている。
>>>URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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