08/07/30 04:01:45 eEVwWK+I0
民主党の谷岡郁子(くにこ)参議院議員が、今年3月の文教科学委員会で、
留学生に対する手厚い援助と、日本人学生に対する冷遇政策に苦言を呈してくれました。
要点はだいたい次の通り。
日本政府がやっていることは、隣の子供に学費を出して、自分の子供には学費を出さないようなものだ、
留学生を10万人から30万人に増やすのは言語道断。大学は、予算も事務員もどんどん減らされている状況で、
3倍以上手間のかかる留学生をそんなにたくさん受け入れれば、日本人学生にますます犠牲を強いることになる。
外国は公立大学の自国学生の授業料より留学生の授業料の方が高い。一般に2倍~3倍であり、
イギリスのように8倍のところもある。しかし、日本は、国費留学生はほぼ0、私費留学生もほぼ半額。私立大学でも1/3~1/4の補助が出ている。
日本の親たちの教育費の負担がどんどん大きくなっているのに、留学生に大盤振る舞いするのは、
国際常識から考えても異常。むしろ留学生を削減して、日本の学生をもっと支援すべき。
12万人の留学生のうち、中国人は74000人、韓国人16000人。
30年前は中国の大学教育を支援する必要があったかもしれないが、
今の豊かな中国に、そこまで支援する必要はないのではないか。
日本が積極的に中国韓国に援助してきて、日本にとってより好ましい国になったのか、
といえばそんなことはない。より反日的にし、物理的に日本に対して危害を加える能力を高めるのに協力しただけである。
これまでの外交政策は失敗だったのは明らかだ。その反省もせず、誰も責任をとらず、
同じ線に沿って援助を拡大しても、日本の国益を損なう一方である。その延長線上に“チベット化”した日本の姿が見えている。
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