08/07/30 03:56:27 0
(>>1のつづき)
みんな否定したくないんだよ、自分のこと。だから「自分への厳しさ」を持てるかどうかだね。
いろんな相談を受けて感じるのは、うつの人は、やっぱりどこか、逃げているところがある。
そうすると、もったいないんだよ。時間的・年齢的なロス、人に対する愛もロスが出てくるから。
自分から逃げると後々、こういった損失に苦しむんだよ。
世の中には、病気とつきあって生きる人がいる。うつも同じ。心の病気だからって家に閉じ
こもっているの? 引きこもるの? もっとつらくても、一生懸命やっている人っている。
医師も本当はそう言いたいんじゃないかって思うの。でも、病状が悪くなったら怖いでしょ。
それでも、本当に治したいなら、言ってあげたい。ヨガスタジオに来るうつの子にも、
「治したいから、厳しいことも言うね」って話している。
私はうつのときも、社長の仕事をしていました。もちろん、できない業務はあるよ。でも、
もしかしたら、芸能界で鍛えられたのかも。「どんな状態でも笑顔」っていう世界だったし。
会社の存在は自分をポジティブにするには大きかった。与えられた使命があるのは
幸せだよね。どうでもいい人間なんていないんだけど、「自分はどうでもいい人間かも」と
思った瞬間、うつはひどくなるから。うつの人の前では「あなたには使命がある」って話します。
いかに安心させてあげるかが大事。頑張り屋さんが多いから。
うつ病になって、考えが変わったこともある。うつになる前、ある社員から仕事のことで
「もう限界です」って言われたことがあるのね。私の中では当時、「限界」って言葉はなかった。
その人が限界と決めたから限界になるだけで、限界なんてないと思ってたけど、うつを
経験したら「限界はあるな」って。でも、今は治ったから、「やっぱり限界はないや」って思ったり。
あはは、懲りないヤツだよね。だからまたうつになっちゃうのかなって思っている。
まあ、なったらなったで。2回目のうつのときも、療養を兼ねて、アメリカにヨガのインストラクター
資格を取りに行ったりした。精神的にキツイから、なるべくうつは避けたいけど、なったら
自分のペースで治す時間を有効に使おうと思ってます。(以上、一部略)