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窓ガラス損壊容疑で逮捕 平塚で３少年 市立中の校舎など２８枚
平塚市の小、中学校などで四月から五月にかけて、校舎の窓ガラスが相次いで
割られるなどした器物・建造物損壊事件で、平塚署は二十八日、同容疑などで市内
在住の高校三年生の男子生徒二人と無職少年＝いずれも（１７）＝を逮捕した。
別件で逮捕された茅ケ崎市の無職少年（１７）についても、近く同容疑で送検する方針。
調べでは、四人は五月八日深夜から九日未明にかけて、平塚市龍城ケ丘四の
市立浜岳中学（飯島弘校長）の敷地内へ侵入。校舎壁面にスプレー塗料で落書きしたほか、
投石で校舎と体育館の窓ガラス計二十八枚（約五十二万六千円相当）を壊した疑い。
四人のうち三人は同中の卒業生。調べに対し「学校にうらみはないが、新聞やテレビに
出るようなことをしでかしたかった」と容疑を認めているという。
市内では四、五月に計七校で延べ九度、落書きや窓ガラスが壊される事件があった。
同署では他の事件への関与についても四少年を追及する。
一連の事件をめぐり、市では六月以降、緊急使用されていない消防車や救急車などを
動員した夜間パトロールを実施し、再発防止に努めていた。
URLﾘﾝｸ(www.tokyo-np.co.jp)