08/07/27 15:32:10 0
(>>1より)
野村東宮大夫が会見で口頭で述べた東宮職医師団の見解(要旨)は次の通り。
妃殿下は、ご病気に苦しまれながらも前向きに一生懸命頑張っておられますし、
公私にわたって活動の幅は着実に広がっていらっしゃいます。東宮職医師団が
治療を担い始めたころと比べますとその違いは驚くほどであり、これも妃殿下
ご自身の努力と、(皇太子)殿下をはじめとします皆さまの支えがあって可能に
なったものと考えております。
にもかかわらず、このたびのように同じ趣旨の質問が繰り返されるということは、
治療の見地からしますと妃殿下のご努力に水を差すだけでなく、努力が足りないと
批判している印象を与えかねません。すなわち、精神疾患のために治療を受けながら
頑張っている人に対する励ましというのは、その人を精神的に追いつめることになるので
絶対避けるべきであるということは一般にも広く知られるようになっております。
十分にできないことだけを取り上げるといった質問は、励ましに他ならないということで、
ご回復を遅らせるだけでなく、病状を悪化させる可能性すらあるというふうに危惧しております。
宮内記者会の皆さまにはこれまで妃殿下の取材に関して多くの配慮をいただいて
いることに感謝しておりますが、今申し述べたような精神疾患の治療のデリケートな
側面についてもご理解を得たいと思います。また、ご病状は一気に回復するのではなく、
一つひとつの努力の積み重ねを長い目で温かく見守って接していただくということが
ご回復にとって肝要であるということも、合わせてぜひご理解いただければありがたいと思います。
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