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★7月退職者が前年の3倍超、人件費削減前「駆け込み」?…大阪府
橋下徹知事が人件費削減を進めている大阪府で職員と教職員の7月の退職者が
少なくとも計33人に上り、前年同期の3倍超に達していることがわかった。
橋下知事が打ち出した退職金の5%カットが実施される8月を前に、「駆け込み退職」
が相次いでいるためとみられる。人事担当者は「職員からの申し出はほかにもあり、
退職者はさらに増える見通し」としている。
府によると、退職者数は6月までは前年とほぼ同様に推移していた。ところが、
人件費削減案の府議会での可決がほぼ確実になった今月中旬以降、退職を
届け出る職員が急増。25日までの集計では、7月の退職者は知事部局で15人、
府教委で18人を数えた。
公務員の場合、60歳の誕生日を迎えても年度末まで働き続けられることから、
3月に退職者が集中する。昨年7月の府の退職者は、知事部局で3人、府教委で
7人。知事部局だけで比較すると、今年7月の退職者数は前年の5倍になった。
週明けに正式な届け出を行う予定の職員もいるといい、退職者がさらに増えるのは
確実とみられる。
府職員の給与は、23日の2008年度本格予算案の可決により、8月から一般職の
基本給を16~3・5%、退職金を5%それぞれ引き下げることが確定。「橋下改革」
によって、基本給は都道府県で最低水準に落ち込み、退職金カットは全国初となる。
府の定年退職者の場合、退職金は平均2661万円(06年度)で、今回の見直しで
130万円程度減額されることになる。4~7月に60歳の誕生日を迎えた職員は、
すでに満額支給を受ける条件を満たしていることから、「130万円減らされると、
2か月以上、ただ働きになる計算になり、退職を考えた職員もいるのでは」(府幹部)
との見方も出ている。
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