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【ロサンゼルス支局】米カリフォルニア州サクラメントで先週、
地元FMラジオ局主催の「水のガブ飲み大会」に参加した28歳の3児の母が「水中毒」で
死亡していたことが明らかになった。子供たちのために、優勝賞品の家庭用ゲーム機、
任天堂「Wii」を獲得しようとして悲劇に遭った。
死亡したのはサクラメント郊外に住むジェニファー・ストレンジさん。
AP通信によると、12日に行われた大会は、排泄(はいせつ)せずにどれだけ大量の水を飲めるかを競った。
参加者は2分間で240ミリリットル入りのボトルを飲み干し、10分間の休憩の後、次のボトルが渡された。
ストレンジさんは2位で惜しくも優勝を逃したが、少なくとも8本以上は飲んでいたとみられる。
帰宅途中に頭痛を訴え、その数時間後、自宅で遺体で見つかった。
米紙ロサンゼルス・タイムズによると、郡検死官が死因と断定した「水中毒」は、
過剰な水分摂取により血中のナトリウムが薄まることで起こる。脳が膨張し頭蓋骨(ずがいこつ)を圧迫、
発作を引き起こし、時には死に至る。
2002年にマラソン大会に出場した女性2人が相次いで死亡したことを契機に危険性が知られるようになった。
ストレンジさんは他の参加者に子供たちの写真を見せ、「子供たちのために賞品を獲得したい」と話していたという。