08/07/26 10:47:59 crUCybhs0
マウスなり、ゲームパッドなり握り締めて、ボタン押してるだけ。
しかも、人為的に作られた極単純な世界で繰り返し作業。
複雑に見えるのは、いろんな機能の集合体だからで、
局面を見ると非常に単純。その錯覚を生み出すのが、演出なわけ。
この「比較的簡単な行為と、増幅された感覚」の錯覚は遊びには
あるものだけど、ビデオゲームでは最大化される傾向にある。
歩行する場合、想像以上に複雑な制御が必要である。重力や
着地面の物理形状、素材等...さまざまな外的要因と小脳の働きがある。
身体的な機能の使用が、最小化されているに近いのがボタン操作である。
お手玉や剣玉等の簡単そうに見える行為も、空間の中の制御であるだけで、
格段に複雑さを増している。
ゲームを何であんなに必死だったんだろう?と冷めてから思うのはこの落差。
視覚刺激依存になるのも、危険性が考えられる。
ゲーム脳馬鹿にしてるけど、ビデオゲームの歴史は 30年しかない。発達に
どう関わるかは、今検証対象が出来上がってきてるだけ。コンピュータ使ってても
制限的機能しか使わず、単純繰り返しだと若年性痴呆を発症してしまう例も
知られている。