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包茎手術を実施したクリニックに「無痛」「無傷」を強調した誇大・虚偽広告の疑いがあったなどとして、
東京都消費者被害救済委員会が、手術を受けた20代の男性患者4人の契約を無効とするあっせんを行ったと発表した。
クリニック側は「痛みが残る」などと不安をあおってコラーゲンの注入などを勧め、最大で約247万円の
治療費を請求していた。
救済委の報告書によると、4人は昨年9月から12月にかけて、都内や神奈川県内のクリニック(3医院)で
手術を受けたが、広告などで表示されていた治療費(約15-30万円)を大幅に上回る約98-247万円を請求された。
救済委は、クリニック側に誇大・虚偽広告があったとしてクリニック側の不当利益を認定。
4人に支払い済みの治療費の一部や全額を返還させている。
4人のうち、3人は手術の結果自体に不満はなかったが、「コラーゲンの注入の効果はなく、
高額の治療費に納得がいかない」と救済委に申し立てた。
3人は最終的に、救済委が手術代の相場とした治療費10万円を支払うことで合意した。
もう1人は、手術後10日間は激痛のため仕事を休み、さらに50日を過ぎても痛みが継続したため、
「効果が全くなかった」と訴えた。
救済委は、「手術で利益を得ていない」と判断し、支払い済みの治療費約30万円を返還させた。
救済委は、クリニック側が「15万円ではきれいにできない」「亀頭が弱っているのでコラーゲンを
注入すれば痛みがやわらぐ」などと不安をあおっていた点も問題視、「極めて不適正な取引」としている。
産経新聞 2008.7.25 18:51
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