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裁判所職員の20代女性に嫌がらせのメールを送ったとして、ストーカー規制法違反の
罪に問われた宇都宮地裁判事・下山芳晴被告(55)の初公判が25日、甲府地裁
(渡辺康裁判長)で開かれた。下山被告は「すべて間違いありません」と起訴事実を
認めた。検察側は「司法制度改革の中、社会に与えた衝撃は大きい」として
懲役6カ月を求刑し、結審した。判決は8月8日。
検察側は証拠調べの中で下山被告の供述調書を読み上げ、「彼女が男と
付き合っているのを知り、一人の女性として守りたい思いがあった。
ストーカーメールをその男が見れば、怒って別れると思った」と動機を指摘した。
また、証拠調べで読み上げられた女性の供述によると、「一時期は被告と
親しかったが、積極的にドライブに誘ってくるのを疎ましく思っていた。
好きな男性ができて『つきあいたい』といったら嫌な顔をされた。
メールをもらっても事務的な返事をしていたら、匿名のメールが
くるようになった」という。
女性が、下山被告に匿名メールを相談すると、「君に嫌な思いをさせるなんて
とんでもないやつだ」と第三者を装っていた。下山被告は知り合いの警察幹部に、
メールの件には触れずに無言電話の相談だけをしていたという。
被告人質問で下山被告は、「自分の価値観を女性に押しつけていた。
4月の転勤が近づき、行動できる期間が限られていた。思い上がった考えがあった」と、
女性への謝罪を口にした。弁護側は「単身赴任が長引いたことが事件の背景にある」
などとして、執行猶予付きの判決を求めた。
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