08/07/24 10:42:50 0
(>>1のつづき)
おまけに、与党ハンナラ党の許泰烈最高委員が、竹島問題に関して、「独島(竹島)が韓国の
領土と主張するより、対馬も韓国の領土と主張するのが効果的な対応方法だ」と述べたなどと
韓国メディアが報じた。それがまた、韓国ネチズンたちの「反日熱」を煽るかたちになってしまった。
さらには、2008年7月22日の朝鮮日報(電子版)は、竹島問題で一時帰国した権哲賢駐日大使が
2008年7月21日、与党ハンナラ党を訪ねて帰国報告を行った際、「日本は英国と同様島国という
特性がある。孤立を嫌い、大陸に進出したがる欲望がもともとある」と述べた、と報じている。
この発言にはさすがに与党関係者からも「大使として不適切な発言」との声が上がったようだ。
これを報じた朝鮮日報のコメント欄には、「不適切だとか恐ろしがってたら、日本が高慢に暴れだす
のではないか」「発言の『島国』気質も事実。完全な他人の領土を強奪する欲望を露にした強盗
みたいな奴らを率直に指摘した言葉だ」といった発言も相次いでいる。駐日大使を含めて冷静に
なるよう諭す書き込みもあるにはあるが、「ネチズン」たちの「反日の火」に油を注いでしまった
ような形だ。また、7月18日の聯合ニュースによれば、竹島問題の明記をめぐって、ネット上では日
本製品の不買運動を呼びかける書き込みが相次いでいるというのである。
こんな流れに乗じるように、韓国政府と与党ハンナラ党は7月20日に竹島の有人化を推進する
方針を決めた。
7月22日の中央日報社説はこの方針に対し、「実現可能性のない無責任なアイディアも目立つ」として、
「世論に便乗して利益を狙う政治家たちの生理を理解できないわけではないが、日本の独島
領有権主張に対立して対馬島領有権を提起しようだとか、こんなときに独島の東島と西島の間を
コンクリートで埋め立てようとか無責任きわまりない扇動だ」「世論を無視してもいけないが、それでも
世論の機嫌を取ろうとむやみに対策を打ち出すのは責任ある政府のすべきことではない。
ポピュリズムであるだけだ」などと韓国側の姿勢を批判。日本からみれば、唯一ほっとする
「言論」といったところだ。(以上)