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★ロボット部品輸入会社長ら2人、脱税容疑で逮捕
・韓国企業との取引で経費を水増しし、法人税約4700万円を脱税したとして、大阪地検特捜部は
23日、産業ロボットの部品などを輸入している大阪市北区の貿易会社「エフ・エム・シー」社長、
金森一男容疑者(60)=大阪市淀川区=と、経理担当の取締役、李春麗容疑者(38)=同=を
法人税法違反容疑で逮捕し、大阪国税局と合同で本社など14カ所を家宅捜索した。
金森容疑者は大筋で容疑を認め、李容疑者は否認しているという。
特捜部などの調べによると、金森社長らは国内のメーカーから機械部品の金型の注文を受け、
韓国のメーカー数社に発注。金型の修正に費用がかかったように装って韓国からの仕入れ
費用を2~5倍に水増しし、05年10月期までの3年間に、所得が実際より計約1億6千万円
少なかったように見せかけて脱税した疑い。
民間調査会社などによると、エフ・エム・シーは87年設立。主に産業ロボットや船舶の部品の
輸入を手がけている。資本金3800万円、従業員約20人で、07年10月期の売上高は22億円。
韓国・ソウル市や佐賀県などに支店がある。
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