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・ニコニコ動画は2006年12月にオープン。07年3月に会員制が導入されてからもアクセスは
右肩上がりを続け、ユーザー数は08年7月現在で790万人に達している。ところが、ここに来て
「伸び悩み」を指摘する声も目につき始めた。
例えば「トレビアンニュース」は、ネット上のトラフィックを分析するサイト「Alexa」による集計結果から
「5月下旬辺りからアクセス数が減っているようである」と分析。その原因として、「黒字化に走りすぎて
必死」「ニコニコ動画単体ではどうしても限界がある」といった声を紹介している。もっともアレクサの
数字は不正確という指摘がある。
ネット視聴率の調査会社「ネットレイティングス」の調査結果を見ても、08年1月までは、総利用
時間は右肩上がりを続けていたが、それ以降は「ほぼ横ばい」「微減」といった状況だ。
ジャーナリストの井上トシユキさんは、「当初はユーザーの興味をそそったサービスだったの
ですが、もう、飽きられてしまったのでは」と感想を漏らす。
「最近、『ニコ動』ユーザーからは『コメントが多く、目がチカチカして見づらい』という声が
増えています。『ユーチューブで静かに見たい』という人もいるようです」
また、飽きられている原因については、「次のバージョンが出てこないから」と分析。
だが、「ニコ動」は、7月5日にバージョンアップされ、コミュニティー機能が実装されたばかり。
さらに、8月には創作活動を支援するための著作物共有サイト「ニコニ・コモンズ」がオープン
することになっている。それでも、井上さんは「『ヲタ心』をくすぐるものが出てきていない」と話す。
そして、「ヲタ心」をくすぐる鍵は、やはりユーザーの参加を促すための仕組み作りにあると訴える。
「ユーザーは、例えば『初音ミク』みたいな、自分で音声や動画を創りやすくなる仕組みが
登場することを望んでいます。『ニコ動』が出現したとき、ネットユーザーに大きな衝撃を
与えました。『ここまで出来るんだ!』『こんなことも出来るの?!』と、『ヲタ心』をくすぐった。
そういう仕組みが、もう一度必要とされているんです」(一部略)
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