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岐阜県の山間部にある小学校の学校医は、健康診断で必ず児童に言わせていることがある。
「私の好きなのは○○です」。生活状況がよく分かるので3年前から続けている。
低学年では食べ物やペット、妹弟の名前などを口にすることが多かったが、
今年の3年生の男児は異質だった。8割がゲームのソフト名を挙げた。
「体験重視」の遊び場にも「仮想現実」のゲームが入り込む。雑草が茂り、
廃材やロープを使った遊び道具のある東京都世田谷区の「羽根木プレーパーク」。
泥まみれではしゃぐ子どもたちの脇で、額を突き合わせ無言でゲーム機に
向かう男児の姿が見られることも珍しくない。
5月の夕刻。ベーゴマに熱中していた中学1年の男子(12)は「これから塾に行って、
家に帰ったらゲーム。毎日5時間はする。休みの日には10時間することもある」。
隣で見ていた小学6年の男児(11)も「ゲームは晩ご飯を食べる前にやって、
食べた後もやる。夜中の2時すぎに寝ている。やることがないからやってる感じ」と話した。
04年12月に発売された携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」(任天堂)と
「プレイステーション・ポータブル(PSP)」(ソニー・コンピュータエンタテインメント)が、
「子どもの生活を変えた」と言われる。
2008年7月22日 毎日新聞
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