08/07/23 11:28:12 1rfIOtGB0
<これが食品偽装は報じるけど、マスコミの偽装は報じない理由。要するに権力者側に都合が悪いからだ>
小悪に躍るメディアのお粗末
食品の産地偽装が後を絶たない。牛肉、豚肉、野菜、そば、カニ、うなぎ、鶏肉など「またか」と思わせるほど業者の
悪事が次々に暴かれ、メディアは大いに悲憤慷慨している。安い外国産を国内産と偽って大儲けするのは消費者を
欺く行為だから断罪しなければならないが、しかしなぜ今偽装報道がこれほど連続するのかを私は考えている。
偽装の発覚は内部告発によると思われるから、ここにきて内部告発が集中的に続いていることになるのだが、
本当にそういう事なのだろうか。権力者の手の内を見続けてきた私には、これは権力にとっても必要な事だから
ではないかと思ってしまうのである。
例えば9日に書類送検された千葉県の鶏肉業者が偽装を行いそれが発覚したのは2年前の事である。
それが今頃になってニュースになった。警察がここにきて初めて事件にしたからだ。こういう時期だからメディアは取材に殺到した。
昔の話で取材に来られた鶏肉業者は驚いた。「儲けるためにやった。大なり小なりみんなやっている」と彼は正直に答えた。
メディアは鶏肉業者を悪者に仕立てなければならないから、その平然としたもの言いに呆れてこの男を非難した。
(中略)
産地偽装だけでなく「赤福」や「船場吉兆」など老舗も含めての食を巡る不祥事は、何故か福田総理が登場してから
次々摘発されるようになった。この事実は一体何を物語っているのだろうか。私には福田政権の消費者庁設立構想と
無縁でないと思っている。その地ならしに思えて仕方がない。
消費者はこんなに悪質業者の被害に遭っている。これを何とかしないと国民生活の安全は守れない。
消費者庁の必要性を説得するためには国民の被害の事例を山ほど積み上げる必要がある。
だから昔なら行政が口頭注意か改善命令で済ませていたものを事件化するようになった。
福田総理が最も力を入れる政策に協力するため役所は競って悪質業者の摘発に乗り出した。
こうして鶏肉業者のように2年前の事件までも蒸し返されて立件された。官僚政治らしいいつもながらのパターンである。
(以下略)
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