08/07/21 22:42:30 ltAKLZpX0
>>401
産業革命以降にようやく活性化してきた技術開発部門と、古今東西の古の
時代から社会を仕切ってる金融部門とじゃ、そもそも「出しゃばる」のは
どう考えても技術開発部門だけどな。
ま、そんな話はさておき、金なんて別に借りなくてもいいんだぞ?
「与信」の本質ってのは、リソースの分配にある。たとえば、現金収入の
ない途上国の農家に対して収穫期に物納で契約をしてやるのも、ある種の
「金融」だし、将来自分の企業に勤めに来る学生に、学費を割引してやったり
研究設備を使わせてやるのも金融だ。
将来リターンのために、時間、空間、資本、あらゆるものを「一時的に融通」
してやる行為そのものこそが、金融のコアの部分だ。
一般人には、金融というと「金」を貸す事しか思いつかないが、金融と言うものを
煮詰めていくと、最終的には「あらゆるリソースを分配し、融通する」機能だって
ことに気がつく。
金が一番見えやすい形なのであって、相手にモラトリアム(執行猶予)の時間を与える
のも、工場や工作機械を一時的にリース(貸与)してやるのも、与信機能という意味では
まったく変わらない。
これをよく表してるのが、イギリスのマーチャントバンカーや、日本の商社だ。
いわば「適切な相手に適切なリソースを分配してやって、そのアガリをいただく」
ってのが、金融の核心部分にあるわけ。
逆に不適切な相手に、不適切なリソースを分配すると、サブプライムのごとく
痛い目にあう。