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大分県の教員採用汚職事件で、県警は２１日、県教育委員会の元義務教育課参事、
江藤勝由容疑者（５２）＝収賄容疑で再逮捕＝が、同県佐伯市立小の校長ら３人から
昇進の謝礼として商品券１０万～５０万円を受け取ったとする別の収賄容疑で、
県教委佐伯教育事務所などの家宅捜索を始めた。
３人はいずれも佐伯市の小学校に勤務する５０代の女性校長と男性教頭、４０代の女性教頭で、
今年４月に昇進。事件発覚後の今月８日、県警佐伯署に出向いて商品券の授受を「告白」した。
調べでは、江藤容疑者は３月末ごろ、校長や教頭の昇進に便宜を図った謝礼として、教頭２人から
それぞれ５０万円分、校長から１０万円分の商品券を受け取った疑いが持たれている。
産経新聞 2008.7.21 13:25
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採用要請、３０年以上前から＝元教育長が証言・大分教員汚職
教員採用試験をめぐって教育委員会幹部や小中学校長が逮捕された大分県で、
少なくとも３０数年前から、県教委幹部や県議らだけでなく、市町村長や市町村教育長、
スポーツ関係団体、ＰＴＡ関係者など多方面から教員採用の口利きや要請が行われていた
ことが２０日、分かった。
県教育長を務めた男性が証言した。口利きや要請は日常的にあったといい、同県では
不正採用の温床が、かなり以前から存在していたことが浮き彫りになった。
時事通信 （2008/07/21-02:31）
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