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☆イラクのスンニ派、内閣復帰へ 国民融和に一歩前進
イラク国民議会は19日、イスラム教シーア派主導のマリキ首相の政策運営に
反発して約1年前に離脱したスンニ派の内閣復帰を認めた。宗派間の対立で
悪化した治安に改善が見られるなか、国民融和に向けた新たな一歩となる。
スンニ派の最大会派「イラク合意戦線」は昨年8月、マリキ首相が旧政権で
中枢にいたスンニ派を軍や官僚から排除していると批判し、副首相を含む6人
の閣僚を政権から引き揚げた。このため、06年5月に発足したマリキ内閣が
掲げる「挙国一致」は名ばかりの状態だった。
しかし合意戦線は、今年1月に旧政権与党バース党員の公職復帰や年金支給
を認める法案が成立したことや、3月以降、マリキ政権がシーア派民兵組織の
掃討に乗り出したこと、さらにスンニ派アラブ近隣諸国との外交関係が改善した
ことなどを評価。新たな閣僚候補6人の名簿を首相に提出し、19日の国会で
承認された。
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