08/07/18 23:11:27 0
国民生活センターは16日、「ステロイドは含まない」と表示された輸入化粧クリームから、
医薬品並みの濃度のステロイド成分が検出されたと発表した。
連絡を受けた東京都は同日、薬事法(化粧品基準に適合しない化粧品の販売、製造などの禁止)違反にあたるとして、
業者に製品の販売中止と回収を指示した。
米国企業が製造、「ラバンナ」(東京都新宿区)が輸入した「NOATOクリーム」で、
保湿効果などをうたい通信・店頭販売されていた。6月下旬以降「6カ月の娘に使った。
塗ってない場所の炎症まで治ったが、やめると元に戻り、塗った部分が白くまだらになった」
などの相談が8件相次いだ。調べると、ステロイドの一種で最も強い塗り薬に使われる
プロピオン酸クロベタゾールが検出された。
このステロイドには皮膚萎縮(いしゅく)などの副作用や依存性、
使用中止後にかえって症状が悪化するなどの恐れがあり、センターは
「使っている場合はすぐに皮膚科医に相談してほしい」と呼びかけている。
ラバンナは「ステロイドは一切含まれていない」などと宣伝していた。
3月から7月15日までに5691個販売したとしており、
16日から回収を始めた。「自社の委託検査で検出されなかった」
などと主張しているというが、この検査機関によると医薬部外品として
認められているステロイドを調べるよう求められたため、このステロイドは引っかからなかったという。
URLリンク(www.asahi.com)