08/07/21 21:52:59 ZazutdaB0
わいせつ教師：相次ぐ逮捕「氷山の一角」 市教委など、訴え放置や虚偽報告
県警は「事件は学校からは伝わってこないのが現実。学校は被害生徒の保護というが、実際は学
校の保身に過ぎない。今回の事件は氷山の一角だろう」と話している。
---
◇生徒の保護名目に保身
逮捕されたのは、元磐田市立中学非常勤講師、村松大我（３０）と元伊豆の国市立中学臨時講師、
鈴木清貴（２７）の２容疑者。
２容疑者はそれぞれ教え子の女子生徒（１３歳)にわいせつ行為をした疑い。いずれも「合意の上」
と話しているが、村松容疑者は生徒の写真を撮り「周囲に話せば写真をばらまく」などと脅していた。
村松容疑者から脅された生徒は、女性教諭に涙ながらに被害を訴えた。しかし村松容疑者は校長
らの調べに対し、全面的に否認。関係者によると、学校側は生徒に「私たちは先生を信じる。あなた
のことは信用できない」と告げた。生徒はその後学校を休みがちになったが転校も許可されなかった。
結局、事実を解明しないまま、磐田市教委は村松容疑者を市教委付とした。一方、市教委は「市
が任用した職員なので市が責任を持って対処する」として県西部教育事務所には口頭でのみ伝え、
同事務所は県教委義務教育課には連絡しなかった。
---
県教委は相次ぐ教諭の事件に教育長名でのメッセージやＰＴＡとの連携などを試みた。しかし今回
明らかになったのは、最前線の市教委や教育事務所が不祥事を報告しない、いわば「裸の王様」の
ような実態だ。義務教育課は「昨年度、わいせつでの処分件数はゼロになったが、実は裏で起こって
いたということ。むなしさを感じる」と話す。教え子ら２人にわいせつ行為をしたとして、実刑判決を受
けた中学教諭（４３）は、以前に赴任していた学校でも複数の教え子らと性的関係を持ち、問題視さ
れながらも教師を続けていたことが公判で明らかになっている。