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★ピースボート、不具合で出港差し止め
・日本のＮＧＯ、ピースボートが「世界一周旅行」で使用している大型客船の船体に
穴があいているのが見つかり、アメリカ沿岸警備隊に出港を差し止められました。
この客船は、バハマ船籍の「クリッパー・パシフィック号」で、ピースボートが主催している
「世界一周旅行」の途中で、今月１３日、ニューヨークに寄港しました。その際、アメリカ
沿岸警備隊が立ち入り検査したところ、船の側面に直径およそ２．５センチの穴があいて
いることがわかりました。
「エンジンルームで見つかった穴から海水漏れがあったが、その後ふさがれた」（沿岸
警備隊担当者）
このほか、防火システムなど６０か所以上で安全基準を下回る不具合が見つかり、出港が
差し止められました。
「コーストガード（沿岸警備隊）がストップをかけたので出られない」（日本人旅行客）
この客船は、今年５月に横浜を出港し、８月末に日本へ戻る予定で、日本人旅行者
９６０人を含む乗客・乗員１２００人が乗船しています。客船の修理はほぼ終わり、早ければ
現地時間の１７日朝にも出港するということです。
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