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道内の農家らで作る北海道農民連盟(山田富士雄委員長)は16日、札幌市内の
ホテルで集会を開き、国に肥料や燃料価格高騰への対策を求めることを決め、
道庁などで要請活動を行った。
同連盟によると、原油高騰の影響で農機具の燃料として使う軽油やガソリンの
価格が上がっているほか、ホクレンが7月から化学肥料の価格を平均約60%
値上げするなど、肥料代の負担も増している。一方で、価格への転嫁は進んで
いないため、「このままでは赤字経営に陥る」(山田委員長)と要請の実施を決めた。
この日の「生産資材高騰対策緊急全道農民代表者集会」には各地の代表ら
150人が集まり、国に肥料や石油製品の価格抑制策や燃料の価格補てんなどの
実施を求めた。その後、参加者は道庁や道農政事務所などを訪れ、国に対策を
求めていくことなどを訴えた。
道庁では約15人が嵐田昇副知事に、「肥料価格の上がり方が激しく、コスト削減の
努力を超えている」「若い世代が農業を継げない」など苦境を訴えた。要請後、
山田委員長は「40年以上農業をやってきたが、今ほど厳しい状況はない。
やり場のない怒りに一揆を起こしたいくらい」などと話した。
(2008年7月17日 読売新聞)
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