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・急性ヒ素中毒で4人が死亡し、63人が重軽症となった和歌山の毒物カレー事件は発生から
25日で丸10年を迎える。死刑判決を受けた林真須美被告(46)=上告中=の夫、健治氏
(63)が夕刊フジの単独取材に応じ、「金にならんカレー事件は別の性質の人間が起こす事件。
自白もなく決定的証拠もない」と改めて弁護。「真犯人は別にいるはず。告発に向け、行動を
起こしたい」と怪気炎をあげた。
「ヒ素で筋力を失ったから歩いて遠出はできん」
健治氏は懲役6年の実刑判決を受けて服役。05年に出所し、和歌山市内のアパートに1人で暮らす。
現在は障害者3級となり、生活保護で暮らしているが、長男(21)、長女(25)、二女(24)は
すでに独立。施設から中学校に通う三女(15)が「夏休みなどで、ここに帰ってくるのが楽しみ」という。
当時、真須美被告は健治氏に「アンタばっかり辛い目にあってるから、私がヒ素を飲む」と
5億円の保険に加入し、新たな保険金詐欺の準備に入っていたことを自ら明らかにした。
また逮捕直前、長女に「やったのか」と問いつめられた真須美被告が「アホか」と一蹴したことや
二女も「カレー当番の際は一緒にいた。母に1人になる時間はなく、怒ってもいなかった」と、
検察の主張する「激高説」を完全否定した。
さらに、「ヒ素は、シロアリ駆除のためにまいた家ならどこでも入手可能」「耳かき一杯で瀕死の
状態になるヒ素を、それつかって保険金詐欺をやってきたプロが、紙コップ3分の1も入れるなど
ありえない」と持論を展開した。
健治氏によると、こうした主張に対し、最近は地元の被害者家族の中にも耳を傾ける人が
でてきたとしている。娘がヒ素中毒で倒れたという「カレー事件被害者の会」のメンバーの
1人は「確かに林一家が引っ越してくる前から、あの近辺では新聞配達の女の子が殺される
事件があった」と証言しているという。
地元住民は「疑問は山積みのまま。真須美がやっていないなら真犯人は誰なのか。ただ、
ただ真相が知りたい」と話した。(一部略)
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