08/07/14 23:34:15 4KelZgOt0
>>516 二つ目は、韓国国民の異常な国民性に注目し、日韓併合こそは
近代日本外交最大の失敗であったという観点から、日韓の政治的・経済的
統合は避け、朝鮮民族の国民性を数十年ないし数世紀かけて改良し正常化
させることを第一とするものである。
そのような国民性改良は北朝鮮で金日成政権によって継続的に実行されて
おり、日本もそれを裏でこっそりと支援してきた。金日成シナリオとも呼べる
だろう。この場合、朝鮮半島は北朝鮮中心に統一されていくことになる。
朴正煕氏は最初は二つ目の金日成シナリオ側の人物であったと想像
されるが、韓国が経済発展を遂げるにつれて大東亜共栄圏シナリオに
傾いていったと想像する。韓国の国益を代表するという立場を考えれば、
それは当然とも言えるだろう。その一方で日本側では金日成シナリオが
一貫して有力であったと想像する。
1971年のピンポン外交は日本の旧陸軍人脈がお膳立てしたと想像され、
中国を反国際金融資本陣営に引き戻すきっかけとなった。これ以後、
「日本と友好関係を築き援助を受け入れれば韓国のように経済発展可能だ」
という日中関係改善のショールームとしての韓国の役割は終焉を迎えた。
そして、日本政府は韓国よりも北朝鮮を重視する政策に乗り換えたのだ
と考える。そのためには、韓国の開発独裁体制が終焉し、民主化運動に
よって韓国の国内が混乱し発展が停滞することが望ましい。
この、反開発独裁・民主化運動の代表として日本が指名したのが恐らく
金大中氏なのだろう。そして、朴正煕氏は韓国の国益の立場から金大中
の存在を容認できず、拉致に至ったのだ。
日中国交回復時の田中角栄、訪中したニクソンは共に反国際金融資本
陣営であったことを考えると、金大中も反国際金融資本陣営と言うこと
になる。それ故、朴正煕氏は韓国の国益の立場から、「満州の残滓」
出身でありながら国際金融資本に寝返ったのではないか。