08/07/14 03:50:20 w2zAkcCb0
ではなぜこのような状態にも関わらず財務体質が前年と比べて改善しているか?
要因はいくつかあるが、
1.減価償却による自己金融効果から生まれた資金を主に短期借入金の返済に使用
※減価償却による自己金融効果とは、会計上減価償却費は毎年定率・定額など
で費用計上するものの、実際の資産購入はすでに完了しているため、経常利益額
にプラスして手元にキャッシュが残る効果のこと。
それが103億円もあった。(ちなみに経常利益は64億)
2.新たに多額の長期借入を行い、その資金を主に短期借入金の返済に使用
※新たに150億の長期借入を行い、短期借入金の返済および社債の償還に237億円
を支出。
という2点が大きい。
しかし、先のレスで示したように流動比率も固定長期適合率も極めて悪い数値にも
関わらず、なぜ長期借入が可能なのか?(なぜ銀行が貸しているのか?)
(次のレスに続く)