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★「NANAは18禁の巻も」 米国で“MANGA”を売る苦労とは
・日本の漫画を米国で販売する際には、独特の苦労や工夫が必要になる。暴力や性表現に
対する規制が厳しいため、漫画「NANA」は16歳以上向け。18禁の巻もあるという。大きな
サイズの本が好まれるため、日本よりも一回り大きい単行本を作るといった工夫もしている。
日本の漫画やアニメDVDなどを米国や欧州で販売しているVIZ Mediaに、人気作品や
販売の実態、苦労を聞いた。
VIZ Mediaは、1986年に小学館の子会社として設立。現在は小学館と小学館プロダクション、
集英社が出資している。
米国版「少年ジャンプ」や、日本の少女漫画を掲載するオリジナル雑誌「Shojo Beat」などを
発行しているほか、「ドラゴンボール」「NARUTO」「NANA」といった人気漫画の単行本も販売。
日本アニメをDVD化したり現地テレビ局にも販売しており、漫画のせりふや効果音を英訳
したり、アニメに字幕を付けるといった作業も行っている。
日本の漫画やアニメを米国で販売する際に苦労するのは、暴力や性表現に対する規制が
厳しい米国の基準に合わせること。対象年齢を制限して販売している漫画も多い。
例えば「NANA」の単行本は基本は16歳以上向け。収録されている内容に応じて巻ごとに
対象年齢が異なり、マリファナを吸うシーンが出てくる巻は18歳以上向けだ。以前は16歳
以上向けのShojo Beatに連載していたが、今は掲載を止めてしまった。
アニメの放送時間の制約もある。NARUTOのアニメは血が飛び散るといった暴力シーンが
あるためゴールデンタイムには放送できず、放送時間は午後10時半からだ。
VIZ Mediaとは別の会社がアニメ「ONE PIECE」をゴールデンタイムに放送するため、アニメに
登場する拳銃をおもちゃのハンマーに、たばこをキャンディーに編集したところ、ファンから
反感を買ったこともあったという。「日本の漫画やアニメは、世界中の人が読者。日本でも、
世界を見すえた作品作りをしてほしい」(>>2-10につづく)
URLリンク(www.itmedia.co.jp)
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