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(>>1のつづき)
同社の北米での年間出版点数は約130タイトル・400冊で、シリーズものなら2~3カ月に
1巻のペースで発売している。漫画単行本の価格は7ドル99セント~12ドル99セントと日本よりも
高いが、他社はさらに高価(9ドル95セント~14ドル95セント)という。
今、米国で最も人気がある日本の漫画は「NARUTO」だ。米国版の第1巻は昨年までに累計
約29万4000冊を売り上げた。昨年の漫画単行本(アメリカンコミックや日本の漫画、韓国の
漫画などを含む)の販売部数トップ20のうち11作をNARUTOが占める。
「過去にはドラゴンボールも人気が高かった。単純明快、バトルものが受ける」と同社の
漢城まどかシニアバイスプレジデント。少年漫画なら「BREACH」や「DEATH NOTE」、
少女漫画なら「フルーツバスケット」の人気も高いという。
米国の漫画単行本市場は右肩上がりだ。昨年の売り上げは約390億円で、そのうち日本の
漫画が約210億円~260億円を占めた。
「日本では2006年に漫画の売り上げが5000億円を割ったと話題になった。米国は日本に
比べるとまだまだだが、日本の出版社は伸びている市場に資本を投下しようと考えている」
漫画の単行本の売れ行きが良いのは東西海岸地域という。「インターナショナルな文化の
受け入れは、東西海岸から。最もアメリカらしいと言われるアメリカ中央の地域まで浸透した
作品は、まだ『ポケットモンスター』だけ」(以上、抜粋)