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7月11日15時40分配信 産経新聞
東京大医科学研究所の東条有伸教授(52)の研究室で、厚生労働省が定めた「臨床研究に関する倫理指針」
に反して、同研究所の倫理審査委員会の承認を得ないまま血液学の臨床研究が行われ、その結果に基づき論文
が発表されていたことが11日、医科研や文部科学省の調査などで明らかになった。
医科研は同日午前、「患者から採取した血液中の腫瘍(しゅよう)細胞などを用いた研究において、研究利用
の同意や倫理審査委員会での承認に関して不適切な取り扱いがあり、この点について虚偽に相当すると思われる
記載のある学術論文が確認された」として、清木元治所長らの記者会見を行った。
医科研によると、問題になったのは、東条教授らのグループが、患者から採取した血液中のがん細胞を使った
白血病の研究。東条教授は患者の同意や倫理審査委の承認がないにもかかわらず、論文に「実施した」と記載
していた。既に事実を認め、「他の申請で十分だと思った。認識が甘かった」と話しているという。
最終更新:7月11日15時40分
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