08/07/11 16:13:46 0
7月10日23時5分配信 毎日新聞
インフルエンザ治療薬「タミフル」(一般名リン酸オセルタミビル)について、厚生労働省・安全
対策調査会の作業部会(鴨下重彦座長)が10日開かれ、タミフルの服用と異常行動との因果関係を
示唆する調査結果は得られなかった、との結論をまとめた。同省は近く安全対策調査会を開き、現在
実施している10代のタミフル使用中止についての対応などを審議する。
部会では、異常行動についての疫学調査結果などが報告された。07~08年シーズンの重度の
異常行動は77件。うちタミフル服用は24件(31%)、服用なしは50件(65%)、不明3件
だった。また、10代のタミフル使用を中止しても、異常行動の発生率に変化がなかったことから、
「タミフルの使用中止によって異常行動が減ったわけではない」との見解を示した。
同省によると、タミフルの副作用で服用後に飛び降りや暴れるなどの異常行動を起こしたと報告された
事例は、01年2月の販売開始から今年3月31日までに計313人で、昨年10月以降から
31人増加した。
また、抗インフルエンザ薬のリレンザ(同ザナミビル水和物)の副作用による異常行動は計57人。
このうち昨年10月以降の報告例が47人に上った。【下桐実雅子、大場あい】
7月10日23時5分配信 毎日新聞
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)