08/07/10 00:28:20 tlzY3gAQ0
K(右翼評論家)「A(左翼学者)が言うように、あまり日本、日本と言わなくて
もみんなそうなんだからというのもあるじゃない。倫理不在のだらしのない日本
人のあり方、みたいな。「あなたがたがおっしゃるように国が大事だと言うのは
わかるけれど、日本人はみんな弱虫ばかりなんだから、みんな最後に国家、国が
助けろと言うに決まっている。そんな連中相手に国と言ってもしようがないです
よ」と言うようなね。」
T(保守評論家)「それはあまりに正確無比過ぎて、かえってつまらない観測
(笑)。」
K「正しい。でも、そんな弱虫じゃ嫌じゃん。まあ大体そうだけど。ちょっと批判
すると、すぐピーピー騒ぐし。」
T「何でこいつ生きてるんだろうとかって思いたくなるよね(笑)。」
K「でもA氏の言うとおりなんだよ。弱者のナショナリズム、こうしたルサンチマ
ンによる無意識な弱者の糾合。これが僕は一番嫌なんだ。国家的なナショナリズ
ムの問題だってね、自虐史観と言われている史観にしても、そのカウンターパー
トである自由主義史観トカナントカにしても、結局どっちも被害者史観でしょう
。国家にイジメられたか、あるいは国際社会にイジメられたか、これまでの定説
では日本はおとしめられていたとか、位相の違いがあるにしろ、イジメられっ子
の話でしょう。イジメられっ子はキライでね、私は。」