08/07/09 09:20:02 O
・毎日新聞社のニュースサイト「毎日.jp」で、先週末以降、広告スペースの大半が自社広告で埋め
尽くされる事態が続いている(図1)。
毎日新聞社は英文サイト「毎日デイリーニューズ」(Mainichi Daily News)上のコーナー「WaiWai」で、
「日本の女子高生はファーストフードで性的狂乱状態」など低俗な記事を長年にわたって配信し、
ネット上で批判の声が上がっていた。同社は6月23日、同コーナーを中止・削除し、監督責任者や
担当者らを処分すると発表したが、25日の株主総会で、それまでの常務デジタルメディア担当が
社長に、同デジタルメディア局長も取締役に昇格する人事を可決・承認(27日に役員報酬の一部
返上を発表)。これがネット上の炎上に油を注ぐ格好となり、毎日新聞社のほか、毎日新聞および
毎日jpに広告を載せている大口の広告主へも抗議、問い合わせが電話やメールで寄せられること
となった。
毎日jpは、ヤフーのアド・ネットワークに加入して広告を配信している。アド・ネットワークとは、複数の
メディアサイトをネットワークして広告受注を請け負い、広告を配信するサービスのこと。多数の
アクセスを集めるメディアサイトをネットワーク化することで広告媒体としての価値を高めることが
でき、広告主にとっても、一つのアド・ネットワークに広告を発注するだけで多数のメディアサイトに
広告を配信できるため、手続きがラクになるメリットがある。ヤフーのアド・ネットワークには、
毎日.jpのほか、「YOMIURI ONLINE」(読売新聞社)、「ORICON STYLE」(オリコンDD)など、
ニュース系、エンタテインメント系を中心に約50社のメディアが加入している。 (>>2-10につづく)
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※画像:
・図1:URLリンク(itpro.nikkeibp.co.jp)
・図2:URLリンク(itpro.nikkeibp.co.jp)