08/07/08 23:57:56 +75uWoLU0
青森県にいる秘伝書の伝承者「……こんなところにいたか万吉」
万吉「……ああ、お前さんか。ついに見つかっちまったな」
伝承者「掟だ、死んでもらうぞ」
万吉「ちっ……ここまでか」
巫女「やめてーッ!」
章宏「くっ……何者だお前は!?」
伝承者「特に名乗るほどの者でもないがな」
巫女「なんでこんなことを、確かに万吉さんは悪いことをしてたけど今は立派に更生しようとしているわ!」
伝承者「万吉は掟を破った。私は伝承者として彼を始末せねばならない……そこをどきなさい」
章宏「退けるかバカヤロウ!掟だかなんだか知らないが黙って見てられるか!」
伝承者「……邪魔をするなら少し痛い目にあってもらうことになるが」
章宏「何っ!?(……なんという覇気だ、こいつ本当に人間か!?)」
万吉「や、やめろ章宏!そいつは格が違いすぎる!」
巫女「封魔結界陣!そこを動くなぁっ!」
伝承者「破ァッ!!!」
巫女「んぐっ……術が破られた、いいえ効いていない!?」
伝承者「修行が足りんな。そこでおとなしくしていろ……なるべくなら無関係な者に手を出したくない」
章宏「う、うああああああああっ!」
伝承者「心を乱せば拳が乱れるぞ……そら」
章宏「ぐはあっ!」
万吉「貴様ぁ、そいつらに手を出すなぁっ!」
伝承者「……ほう、やる気か万吉?」
章宏「な……万吉さん、あんたまさか拳士だったのか!?」
万吉「……章宏、こいつを見せるのはこれが最初で最後だ。しっかり見とけ」
伝承者「覚悟を決めたか万吉。いいだろう、ならばこちらも伝承者として受けてたとう」
万吉(一撃でいい……頼む、持ってくれよ俺の体!)
伝承者「来い」
万吉「でいやあぁぁぁぁぁぁぁっ!」
なお、この話は今考えたフィクションであり、実在の人物、事件、作品等とはまったく関係ありません。