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ひったくり２５０件 追送検
兵庫県西宮市で男性のカバンをひったくったとして逮捕・起訴された男が
およそ２５０件の犯行を繰り返していた疑いがあることがわかりました。
男は「自分はひったくりの天才だ」などと供述しており、
警察は裏付けのとれた１３５件、２０００万円相当の被害について追送検しました。
追送検されたのは住所不定・無職の中尾龍次容疑者（２７）です。
中尾容疑者は去年３月、西宮市甲子園口の路上で男性の後ろからミニバイクで近付き
手提げカバンなどをひったくったとして逮捕され窃盗の罪で起訴されています。
その後の調べで中尾容疑者は去年１０月までの４年半の間に西宮市や尼崎市など
阪神地域でおよそ２５０件５６００万円相当のひったくりを繰り返していた疑いがあることがわかり、
警察は裏付けの取れた１３５件、２０００万円相当の被害について神戸地方検察庁尼崎支部に追送検しました。
調べに対して中尾容疑者は「自分はひったくりの天才で狙ったものは逃がさなかった。
盗んだ金は生活費や旅行の代金に使った」などと供述しているということです。
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