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放火未遂の現行犯で逮捕に発展するなど、大騒動になっちゃったタクシー運転手の放火騒動。
京都市山科区の愛生会山科病院で5日午前6時ごろ1階ロビーで灯油を床にまき散らし、
火をつけようとした男が、放火未遂の現行犯で逮捕された。男が火のついたオイルライターを
放り投げたところ、駆けつけた山科署員が空中でライターをキック。あわや“火の海”となる
大惨事を防いだ。
ようにみられているのだが、それは違う。
山科署によると、逮捕されたのはタクシー運転手・徳永隆寿容疑者(68)。
同病院で手術を受けたが、症状が改善しないことに不満を持ち、
慰謝料を要求するなどしていた。(関係者)
徳永容疑者は「医者を呼べ」などとどなりながら、病院1階ロビーに立てこもった。
通報で駆けつけた山科署員約10人が説得を始めたが、徳永容疑者は持参した灯油入りの
ポリタンクのフタを開け「まくぞ、まくぞ」と威嚇。その後、ポリタンクをけり倒し、
約10リットルの灯油を床にまいた。
立てこもりから約10分後。徳永容疑者はついに「火をつけるぞ」とオイルライターに火をつけ、
床に投げた。その瞬間、約2メートル先にいた署員が空中でライターをけり、寸前で着火を防いだ。
奇跡の“ライター・キック”でピンチを救ったのは、50歳代のベテラン署員。
特にサッカー経験もなく無我夢中だったと話していたという。
(友人のジャーナリスト、マーク・シュライバー氏)
早朝だったため病院ロビーに患者はほとんどいなかった。
容疑者だって、本気で火をつけるつもりもなかったろうに……。