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☆みそにバッハ/納豆はモーツァルト、弾む発酵?名曲シャワー
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クラシック音楽を流しながら熟成させたみそや納豆が、山形県のスーパーをにぎわせて
いる。「酵母が活性化する」「菌が癒やされる」と理由はさまざまだが、音楽が発酵食品に
与える影響が科学的に証明されているわけではない。それでも奇抜な組み合わせが話題
を呼んで売れ行きは好調だ。
山形市のみそ、しょうゆの老舗メーカー「丸十大屋」のみそ蔵。朝8時になると、バッハの
「マタイ受難曲」「管弦楽組曲第1番」が響き渡り、みそを寝かせた築160年の土蔵は
一気に“コンサートホール”に生まれ変わる。佐藤知彰社長(45)が、酒蔵でクラシックを
流す日本酒メーカーをヒントに、好きだったバロック音楽がみそにも効果があるのではと、
すべてのみそに対し昨年春から始めた。
塩分や湿度に強いプール用スピーカー7台をみそ蔵の天井に設置し、タンクに向けて
1日9時間、半年にわたり曲を流し続けた。その結果、醸造期間を約1割短縮できた
という。佐藤社長は「酵母の動きが活発になるからだろう」と分析し、「みその色つやが
良いうちに出荷できる」と胸を張る。
山形県寒河江市の「サガエ納豆」の発酵室では5年前からモーツァルトの交響曲などが
流れている。「こだわり わたしの納豆」(1パック80円)はモーツァルトを“聞いて”育った納豆だ。
佐藤雅寛社長(59)はモーツァルト音楽に多く含まれる高周波音に人間への癒やし効果が
あると聞き「納豆菌も癒やされるに違いない」と確信した。「まず珍しいと興味を持ち、実際に
食べておいしいと感じてもらえるように」と県産大豆や水など素材へのこだわりも忘れない。
東京農大の東和男講師(醸造科学科)は「科学的実証はまだなされていない」としながらも
「納豆菌や酵母といった微生物に音による空気の振動を感知する機能が備わっているのかも
しれない」と話している
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