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偽装発覚を受け、サンシロフーズの事業所(神栖市知手中央3丁目)には、多くの
報道陣が詰めかけた。同社元取締役で元社長の父茂氏(61)は朝日新聞の取材に、
「会社は毎月1千万円もの赤字。ブランドの産地で高く売り、赤字がいくらかでも和らげば
いいと思った」と偽装に同意しことを認めたうえで、「中国産でも味がいいから、
構わないんじゃないかと思った」と弁明した。元社長からは4日に「旅に出る」と連絡があ
った。最近、悩んでいる様子だったという。
相次ぐウナギの産地偽装問題で、ウナギ料理店では利用客の減少に頭を悩ませている。
土浦市のウナギ専門店の男性経営者は「このところのウナギの産地偽装で、予約の
キャンセルが続いている。一部の業者の悪質な行為でまじめにやっている業者が迷惑を
受けている」と憤りをあらわにしていた。
登記簿によると、同社は06年6月に設立、県の立ち入り調査直後の5月下旬に
解散した。同社のウナギのかば焼きは昨年、楽天市場の「グルメ大賞2007」を受賞
するなど人気商品だった。