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大分市須賀の那賀かおりさん(33)は、九州地区を対象にした「わが家のカレー自慢コンテスト」で
チャンピオンになった。作ったのは県産シイタケを使ったヘルシーな「しいたけのメキシカン風カレー」。
コンテストは、マックスバリュ九州、イオン九州、ハウス食品が今回初めて開催した。
那賀さんは買い物先でコンテストを知り、気軽に応募したところ、書類審査で県代表になった。
市鶴崎市民行政センター内の図書室で勤務していることから、カレー関係の蔵書を読破。
家庭で作っているカレーに工夫を加えて、本番に備えた。
コンテストは六月下旬、福岡県であり、七県の代表が、それぞれ地元の食材を使ってアイデア豊かな
カレーを作った。
那賀さんが選んだメーン食材は生シイタケ。一緒に使う豆(大正金時)と同じ大きさに切って煮込んだ。
シイタケの軸は細く裂き、香ばしく揚げて、ご飯に掛けた。
個性豊かな味付けに使ったのは、アメリカで買い求めたチリソースとサルサソース。
後口にピリリとした辛さが残るよう仕上げた。「大分とメキシコの味を融合させてみました」とにっこり。
調理中は、亡父義弘さんの口癖だった「食べてくれる人の笑顔を想像すると、おいしく作れる」
という言葉を思い出していたという。
幼いころから、料理上手な母千賀子さん(58)の手ほどきを受け、腕を磨いてきた。近年は二人で
海外旅行をして、世界中の味を勉強している。
「コンテストで、料理研究家から褒められたことが一番うれしくて、自信にもなった。食材の組み合わせは
無限なので、これからも工夫を楽しみたい」と目を輝かせた。
*+*+ 大分合同新聞 2008/07/05[**:**] +*+*
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