08/07/05 00:09:30 wqmJcv5V0
ただ間違えてほしくないのは、そんな匿名の人々が今回のように
ほとんど内輪揉めもなく一致団結するのは稀だということだ。
土台、主義主張が違う連中がたまたま落ち合うだけなのだから、
相当の理由がなければそこに団結など生まれようはずがない。
俗に「祭り」と呼ばれる狂乱めいた投稿の応酬。
それが発生するのは大抵、誰もが看過できない非道が罷り通った時だ。
そしてその非道とは、巨大な権力が旧弊を傘に無理を押し通すことである場合が多い。
今回はその非道が余りにわかりやすく、誰の目にも明らかであったため、
かくも強固で組織立った団結が瞬く間に成立してしまった。それだけのことだ▼
そしてもう一つ。忘れてほしくないことがある。
某新聞社が海外に向けて発信した汚辱に充ちた報道。
それこそは匿名の人々に向けてなされたものであったという事実だ。
その報道は年齢、性別、職業、住所、そうしたものに関わりなく、
英語という言語を理解できるあらゆる人間に対して無差別に垂れ流されたものであった。
その報道を誰が、何処で、どのように受け取ったかなど、まったくわからない。
誤解を訂正しようにも、相手が何処にいるかわからないのだ。
その事実こそがネットの住民をかくまでも怒りに燃えさせているものであることを、
彼らはまったく理解していない。或いは理解しながら、認めようとしない。
卑怯だ何だと糾弾する前に、まず足下を見るがいい。
貴方達が相手にしているのは今も昔も、
これから先も常にその匿名の人々なのだ。(新足子)