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面接官「特技はスイーツとありますが?」
学生 「はい。スイーツです。」
面接官「スイーツとは何のことですか?」
学生 「頑張った自分へのご褒美です。」
面接官「え、頑張った自分へのご褒美?」
学生 「はい。隠れ家的お店です。等身大の自分にパスタを与えます。」
面接官「・・・で、そのスイーツは当社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」
学生 「はい。セレブが襲って来ても週末はこだわりの陶芸にいそしみます。」
面接官「いや、当社には襲ってくるような輩はいません。それに人に危害を加えるのは犯罪ですよね。」
学生 「でも、女性の鬱にも勝てますよ。」
面接官「いや、勝つとかそういう問題じゃなくてですね・・・」
学生 「若い女性に人気な高級ブランドショップで自分磨きを与えます」
面接官「ふざけないでください。それに自分磨きって何ですか。だいたい・・・」
学生 「自立した大人の女性です。ワーキングビューティーとも書きます。・・・そんな彼女の普段の顔は・・・」
面接官「聞いてません。帰って下さい。」
学生 「あれあれ?怒らせていいんですか?使いますよ。マイナスイオン。」
面接官「いいですよ。使って下さい。マイナスイオンとやらを。それで満足したら帰って下さい。」
学生 「運がよかったな。今日は自分らしさの演出が足りないみたいだ。」
面接官「おやすみ、マンモス。」