08/07/04 12:16:29 +S6Jm6eK0
>>200
日本のノンフィクション作家・家田荘子は自身の作品のタイトルでこの言葉を用いた。
この作品はアメリカに渡った日本人女性を描いたルポルタージュである。
上記の売春婦の俗語に関して、アジア系売春婦の中には経済的文化的に恵まれた日本人を騙ることで
少しでも多くの金を得ようとする者が多かったので、「イエローキャブ=日本人女性」という
誤ったイメージを与える素地があった。
そのことを背景に、家田荘子が、日本人女子留学生を対象にイエローキャブという題名で本を書いた。
これにより、日本国内において、日本人女性は欧米でイエローキャブと呼ばれているという俗説がひろまった。
実際には、もともとのイエローキャブがアジア系売春婦を表す俗語としても米国では広範に使われていたわけではなく、
根拠に乏しいため、家田荘子はその誤解を広めたことについて、日本人女性などから広範な抗議を受けた。
『イエローキャブ』が俗語として『日本人女性』を意味するのは、このような経緯で流布された日本においてであり、
『日本人女性』を指す単語としての『イエローキャブ』は本来の英語(を用いる英語圏)には存在しない。
したがって英語版ウィキペディアの該当項目はこれを日本語(IerO Kyabu)として扱っている。