08/07/03 10:04:10 0
★築地市場ゴリ押し移転
●汚染データ持っていなかった
東京・築地市場の移転問題で、都のデタラメがまた明らかになった。新市場建設候補
地の豊洲の汚染状況を把握する資料や詳細データを都担当者が持っていなかったという
のだ。もはや市場移転は、石原慎太郎知事のワガママだけで進めようとしているのは間
違いない。「移転の結論ありき」の都の専門家会議なんて茶番もいいところだ。
デタラメが分かったのは、都が中央区議会議員に対して説明を行った27日の全員協議
会。議会関係者が言う。
「議員が都に対し、地下水の流動性などの調査データの提示を求めました。豊洲汚染で
怖いのは地下水汚染。水は流動性があり、汚染が拡散しやすいからです。ところが、都
担当者の説明は『専門家会議の意見』と意味不明な答弁を繰り返すばかり。不透水層と
呼ばれる地下土壌の状況説明も『専門家の意見』と言うだけでした。つまり、現場担当
者は豊洲土壌の科学的、詳細な調査データを何ら持っていなかったのです」
説明に来て「専門家が言っていた」ではガキの使いだ。データも示さないなんて、区
議をナメているとしか思えない。
それだけではない。石原は、現在の築地市場の再整備を求める中央区に対し「種地が
ない」とトボけた言い訳をしているが、区側は以前から再整備用の種地の候補地を都に
示しているのだ。
「中央区は80年代半ばから、築地市場の再生整備に向けて動いています。そのため50億
円もかけて築地川の一部埋め立て工事も実施した。もちろん種地についても、都に幾度
となく候補地を提案した経緯があります」(前出の関係者)
27日の説明会でも、出席した移転計画の現場責任者である都の越智利春・新市場担当
部長は「種地がない。提案は認識していない」と繰り返したが、実はこれも大ウソ。越
智氏は92年から5年間、中央区職員だった上、築地市場再整備担当の企画部で副参事の
要職にあった。区が提案した種地を知らないハズがないのだ。
科学的データもなく、説明もウソ。何から何までメチャクチャな計画だ。
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