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【コラム】東風西風
同じ新聞人の末席に居る者として、あ然とする他はない。毎日新聞社が英語版ニュースサイトで数年間にわたり配信していた
記事の多くが「低俗すぎる」との批判が殺到した問題で、同社は担当記者や役員らの処分を発表した
▼どの程度「低俗」な内容だったかと言うと、とてもこの紙面で紹介できるようなものではない。ごく簡単に言うと、
これを読む外国人にとって、日本人の道徳観念を根本的に疑わせるようなものであり、表現の自由、報道の自由といった範ちゅう
をはるかに超えている。関心のある人は「毎日新聞 英語版」でネット上で検索すると、既に削除されたそれらの
膨大な記事の一端に触れることができる
▼それにしても不思議なのは、今回の「不祥事」に関する報道の少なさだ。一九八九年、朝日新聞社の「サンゴ事件」の時は、
新聞やテレビで大騒ぎだった。報道機関による揚げ足取りでない正当な相互批判は言論の自由に欠かせないものだが、
マスコミ全体の自浄作用が薄れてきているとは思いたくない
▼環境問題についても、報道の量は飛躍的に増加している一方で、その質についてはどうだろうか。
過熱気味な情報の洪水に流されがちになってはいないか。自らの紙面も含め、客観的で冷静な報道を考え直したい。(堀)
ソース:環境新聞
URLリンク(www.kankyo-news.co.jp)
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(途中に、スレ立て規制回避のため空白あり)