08/07/02 01:49:28 7SUEt/ET0
私は下ネタが嫌いではない。すきである。
それでもなぜ今回の件が不快なのかと言うと「事実」を実に粗雑に扱っているからだ。
そんなに下ネタが好きなら上島竜平や漫画太郎の様に芸に徹すればいいじゃないか。
なぜそこに日本の小学生や看護士や獣姦男という他者を入れなくちゃいけないのか。
そしてその内容はただのこき下ろしのグロ話で、笑えもしない。
この違いがわからないのだろうか。決定的な間違いをしている。
例えばリトルブリテンと言うイギリスのコメディがある。
イギリス人の２人が、自国の「グレイトブリテン」を自嘲して「リトルブリテン」と言う。
本国イギリスでのDVDの売り上げはハリーポッターを抜き、ジョニーデップがコントに出たいと
申し出たのを断った逸話がある。
例えばこれ等は、URLﾘﾝｸ(jp.youtube.com)車椅子の障害者をネタにしている。
（男になったりギャルになったりしているが、他の動画の主要登場人物も全てこの２人がやっている。）
しかしこのコントをみて、障害者への偏見や不快感を感じるだろうか。
なぜイギリス人がこれを支持するのか。それはこの２人と観客が、イギリスを共感している
からである。
イギリスならではの嫌らしさ、生真面目さ、そういう物を演者と観客が共感しあい、根底に
プライドをもって自国を愛す芯が通っているからである。
毎日の記事はまるで見世物小屋である。少なくとも自国オーストラリアの揶揄をやるなら
わかるが、もしくは日本人に向けてあれだけの毒舌を書くならわかるが、あれを英語で
世界に配信する意味がわからない。あのニュースをみて、海外の人は日本に愛情をもつだろうか。
いやもとい「おもしろい」と思うだろうか。
毎日新聞やゲンダイは「おちゃめ」で済ませたいと思っているようだが、決定的な間違いをして
いることに気付いてほしい。気付いてるのだろうけど。