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・現代社会のキーワードのひとつとして定着した感のあるワーキングプア。大きな社会問題と
なっているが、そんな厳しい世の中でも、若い女性たちにはまだ、奥の手が隠されていた。
「いざとなったらフーゾク」
ところが、女たちの最終手段であるエロ業界にも、同じようにワーキングプアたちが増殖し始めている。
とあるデリヘルの待機部屋。何台かのパソコンが置いてあり、女のコたちがキーボードを叩いている。
彼女たちがアクセスしているのは、ライブチャットのサイトだ。同店では、待機時間にライブチャットで
小遣い稼ぎすることを勧めている。相手男性と仲良くなって店に引っ張れば、営業活動にもなって
一石二鳥。しかしお店の思惑は、何よりお茶を引いた女のコの苦情を抑えることにある。不景気で
客が減る一方で、女のコの数だけは増えたために、出勤しても客がつかないケースが少なくない。
少なくなった仕事を奪い合うという、実社会と同じ現象がここでも起きているのだ。
「確かに面接に来るコは増えている気がしますね。でも、求人で来る女のコはほとんど使えないコ
ばかり。十人並みなら即採用です。いちいち断るのが大変なので、面接場所の喫茶店に行って、
使えないと判断したら、会わずにバックレます。そうしないと無駄に手間ばかりかかってやって
られないから。経費節約のためと、スカウト禁止条例もあることから、外部スカウトマンへの依頼は
避けて独自のルートで探しますが、女の子が友達を連れてくるパターンがいちばん多いかも。
それでけっこうな人数は確保できてますから、人手に困るということはないですね」(デリヘル店店主)
よほど繁盛しているお店でない限り、こうした事情は変わらない。某フーゾク情報雑誌編集者に
よれば、ごく一部の人気嬢を除けば、フーゾク嬢の一人当たりの平均収入は、確実に激減して
いるという。
お店と女のコの取り分は、5:5または4:6が一般的。女のコの取り分は7000~9000円程度となる。
1日数人をこなせば日当5万円程度。月20日の出勤なら月収100万円に達する。だが現在、毎日
確実に数人以上の客を相手にできるフーゾク嬢の割合は、決して多くない。(>>2-10につづく)
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