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【北京=阿久津篤史】北京五輪でセーリング会場となる青島海域周辺で藻が大発生し、
五輪レース海域の約3割を覆う事態になった。当局は撤去作業を続けているが、
8月の期間中の再発を心配する声も出ている。
中国国営新華社通信によると、藻の大発生は5月末に黄海で初確認され、
五輪セーリングで使う海域約50平方キロのうち約16平方キロを覆った。
数万人を動員して6月29日までに約10万トンを取り除いたが、
完全な撤去にはさらに約2週間かかるという。
地元メディアは発生原因について「温暖化で大気中の二酸化炭素が増えるにつれ、
海中でも増えたこと、最近続いた雨の影響で海中のリンや窒素の濃度が高くなり、
水温も上がったため」との青島市気象局の見解を伝えている。
現地を訪れていた日本セーリング連盟幹部の山田敏雄氏は「たとえ藻があっても
開催が決まれば、やらなければいけない。しかし、障害になって避ける必要があり、
困る」と心配していた。
朝日新聞
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藻に覆われた青島の海岸線=AP
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藻の海をかきわけて進む男性=AP
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