08/07/01 00:58:30 c0IQDBus0
>>315
打海文三(昨年、逝去)著の近未来小説
「裸者と裸者---孤児部隊の世界永久戦争」の具現化だなw。
「ハルビン・カフェ」、裸者と裸者-孤児部隊の世界永久戦争-のあらすじ
地球規模での金融システムの崩壊による経済恐慌と
多くの国での財政破綻があった。
打ちのめされた貧しい階層、社会的弱者、出稼ぎ外国人、
市場競争の敗北者の群が路上に放り出された。
海の向こうでも悪夢が現実のものとなる。
中華人民共和国の中央政権が倒されて、
チベットとウイグルの2自治区が独立を宣言。
各軍管区が覇を競う内戦状態に突入した
ロシアではサハリン油田の富を背景に極東シベリア共和国が誕生し
アジアには一気に大動乱の時代が到来した。
戦禍に苦しむ大陸の民が、日本を平和で裕福な社会と見なして
海を越え始めた。
日本軍は領海に入った難民の船をつぎつぎと撃沈した。
それでも大量の難民が砲火をかいくぐって沿岸に漂着した。
食糧暴動が頻発して治安の悪化は極限に達した