08/06/30 13:45:48 0
(続き)
■僕は「社会の東大生」だ
若い人は「中年はダサい」とか、「親父は古い」なんて決め付けているけれど、
本当にそうかと真剣に考えてみたことがあるだろうか。
僕は息子に言う。「お前は大学生だけど、まだ何者でもない」ってね。
僕は高卒だけど、人生を自分なりに生きて、やりたいことをやり、多くの体験をし、
悪くない一生だったと言えるだけのことをしてきた。最終的には「人生の東大生」なんだと。
自分の人生がどうなれば幸せなのかって、本当に本人でなければ分からないんだ。
だから若い人でも、中年でも、とにかく自分に問いかけてみるしかないのだと思う。
どんなに有名になっても、いくつものビルを建てることに必死になっても、
死後まで持っていくことはできないしね。自分が棺桶(かんおけ)に片足入れた時に、
「おれの人生悪くなかった」と思って卒業するにはどうすればいいかでしょう。
誰にでも大切なのは、自立することだと思う。僕はそれをおばあちゃんから教えられた。
生活保護を受けながら孫の僕を育て、好きな酒を飲むお金は、人の家の草を刈って
自分で用意していた。一緒に暮らそうと言う子供にも頼らず、最後までそうやって生きた。
かっこよかったね。僕も自立した心で、自分の人生を思うように走りたいと感じたものだ。
最近の日本は何かが壊れている。社会に迷惑かけたり、依存したり。
でも、自分で立ち、自分の手で稼ぎ、そして自分の幸せを目指そうよ。
(記事終)